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コラム COLUMN

2025.08.28

オリジナル貼り箱を製作するなら!オーダーメイドの相場やポイントを解説

高級感や特別感を演出できるパッケージとして、多くの商品やブランドで採用されているのが「貼り箱」です。様々な既製品がありますが、商品のサイズやブランドイメージに合わせたオリジナル貼り箱をオーダーすれば、見た目の印象やブランド価値をより高められます。

一方で、初めてオーダーする際は相場や仕様、発注時の注意点などが分からず迷うこともあるでしょう。そこで今回の記事では、オリジナル貼り箱のメリットや、価格相場、製作時のポイントなどを解説します。

また、弊社トップウェルのサービスも紹介しますので、ご興味がございましたらぜひ最後までご覧ください。

オリジナルの貼り箱を活用するメリット

オリジナルの貼り箱とは、既製品ではなく、商品のサイズや形状、使用目的に合わせて一からオーダーする特注仕様の貼り箱を指します。オーダーであれば素材や形状、デザイン、加工方法まで自由に選べるため、ブランドや商品の世界観を表現できるのが最大の特徴です。

オーダーのメリットは多岐にわたります。まず、商品にぴったり合ったサイズで製作できるため、見た目が良く、輸送時の保護性も向上します。また、箔押しやエンボス加工などの装飾を加えることで、高級感や特別感を演出でき、ギフトや限定品など付加価値を高められます。

さらに、ブランドのロゴやイメージカラーを反映させれば、ブランディング効果も期待できます。既製品では実現できない細やかな表現が可能な点が、オーダーの大きな魅力です。

貼り箱のオーダーメイドの相場

貼り箱のオーダーメイドの相場

貼り箱をオーダーする際の価格・費用は、仕様や注文条件によって大きく変動します。一般的な目安として、1個あたり100円~500円程度です。

価格に影響する主な要素は以下の通りです。

サイズ・形状
大きい箱や特殊構造(引き出し式・多段式など)は製造工程が複雑になり、単価が上がります。設計にも時間がかかるため、納期にもゆとりが必要です。

素材・厚み
特殊紙、高級感のある布貼りなどはコストが高くなります。強度や質感は向上しますが、資材費と加工費が上昇します。

印刷・加工
箔押し、エンボス、UV印刷などの特殊加工は追加費用が発生するのが一般的です。表現にこだわるほどコストが増します。

ロット数
数量が多いほど単価は下がる傾向にあります。反対に小ロットの場合は型代や加工費が割高になるため注意が必要です。

オリジナルの貼り箱を製作する際のポイント

オリジナルの貼り箱を製作する際のポイント

オリジナルの貼り箱を製作する際のポイントを「サイズ」「形状・種類」「デザイン」に分けて解説します。

サイズ

収納する商品の大きさや形状に合わせたサイズにするのが基本です。小さすぎると圧迫感が生まれ、大きすぎると中で動いて破損等につながる可能性があります。サイズは、商品の寸法に加え、保護材(緩衝材・台紙・クッションなど)を考慮して決定しましょう。

陳列スペースとのバランスや、顧客が手に取ったときの印象にも関わるため、店舗での使用を前提とする場合には売場演出も意識する必要があります。サイズは金額にも直結するため、過剰な余白を避け、必要最低限に抑えることがコスト削減のポイントです。

形状・タイプ

貼り箱には、かぶせ式、インロー式、引き出し式、BOOK式、丁番式など、多様な形状・種類があります。それぞれ開けやすさや与える印象が異なるため、商品の用途やブランドイメージに合わせて選ぶ必要があります。例えば、ギフト用には高級感のあるインロー式やBOOK式、アクセサリーや小物には引き出し式、食品や日用品にはシンプルで汎用性の高いかぶせ式が適しています。

特殊形状を採用する場合は、製造工程が複雑になりコストが上がる傾向があるため、予算とのバランスを意識しましょう。また、形状によって耐久性や重ね置きのしやすさなどに差が出るため、販売・保管方法も考慮した選定が必要です。

デザイン

デザインは、商品の魅力を引き立て、ブランドの世界観を伝える重要な要素です。素材選び(高級紙・クラフト紙・布貼りなど)や色、印刷方法、箔押し・エンボスといった特殊加工によって、高級感や独自性を演出できます。

また、見た目だけでなく実用性も重要で、ロゴや情報の配置、持ちやすさ、開けやすさを考慮する必要があります。製作前にはブランドコンセプトやターゲット層を明確にし、デザイナーや製作会社と十分に打ち合わせをすることで、より良いオリジナル貼り箱を実現できます。

貼り箱のオーダーメイドなら「トップウェル」

貼り箱のオーダーメイドなら「トップウェル」
オリジナル貼り箱の製作をご検討中の場合には、企画からデザイン、製造、納品まで一貫対応できる弊社トップウェルにご相談ください。社内には経験豊富なデザイナーが常駐しており、ブランドや商品の世界観に合わせて素材・構造からデザインまでご提案が可能です。

国内外にある300社以上の提携工場とのネットワークを活かし、特殊形状や複数素材を組み合わせた複雑なオーダーにも対応可能。小ロットや短納期のご要望にも柔軟に応えております。

また、パッケージ本体だけでなくリボン・シール・什器・ノベルティなど副資材も一括で手配でき、物流センターによる検品やアッセンブリも行っているため、安心してお任せいただけます。

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東京ショールームについて

東京本社3Fに併設されたショールームでは、フルオーダーで制作した多彩なパッケージサンプルを常時展示しており、素材の質感や仕上がりを実際に手に取ってご確認いただけます。

見学・相談をご希望の際は、事前にお電話またはお問い合わせフォームよりご連絡ください。

【東京本社】
〒110-0015 東京都台東区東上野1-14-10
TEL:03-3834-5941

お問い合わせはこちら

取り扱いアイテム

トップウェルでは、多彩な貼り箱を取り扱っており、オーダーが可能です。

貼り箱/かぶせ式
もっとも一般的な形式で、フタを身箱に「かぶせて」使用する紙箱です。シンプルながらも高級感を演出でき、幅広い業種で支持されています。内装のカスタマイズも柔軟に対応可能です。

貼り箱/インロー式
フタと身箱の間に一回り小さい中箱(インロー)を挟んだ構造で、密閉感と安定感を演出できます。高級感が求められるジュエリーや記念品に適しています。

貼り箱/BOOK式
製本のような見た目で、表紙と背表紙が一体化したブックスタイルの貼り箱。箔押しや印刷で世界観を表現でき、リボンやマグネットでの留め具アレンジも可能です。

貼り箱/引き出し式
スライドして開閉する構造で、遊び心と高級感の両立が可能。リボンや金具などをあしらい、ブランドイメージに合わせた持ち手のカスタマイズも可能です。

貼り箱/丁番式
ジュエリーケースのように「パカッ」と開く構造。開閉角度の調整やリボン留めなど細やかな演出ができ、特別感のある商品に最適です。

貼り箱/2段スライド式
2つの箱が左右にスライドして開く珍しい仕様。ユニークな開閉体験で、商品価値を高めることができます。特別な贈り物やプロモーション用途にもおすすめです。

製作事例

製作事例
こちらはトップウェルが発行しているパッケージカタログの表紙に使用したオリジナル貼り箱です。天面にはカタログタイトルやコンテンツをメタリックな箔押しで表現し、高級感と視認性を両立しました。

貼り紙には、200色以上のカラーバリエーションを誇る高級紙タントを採用。その中から、写真映えする鮮やかな色味を選び、箔押しとのコントラストが美しく映える仕上がりにしています。

こちらは、くま型とネコ型の変形貼り箱にカラフルなプリントを施し、遊び心と可愛らしさを交えたデザインに仕上げた事例です。定番の四角形や円形にとどまらず、複雑なシルエットの貼り箱も自由な形状でオーダー製作可能で、商品のコンセプトやターゲットに合わせたパッケージ製作が可能です。

くま型には花柄、ネコ型には家のモチーフをあしらい、それぞれの形状を活かしたビジュアルを表現しました。特に、ホワイトデーやバレンタインといったイベントシーズンのスイーツギフトパッケージとして相性抜群で、店頭でも目を引く存在感があります。

ディスプレイに置くだけで目を引く六角形の貼り箱です。形状そのものがユニークで、視覚的なインパクトを与えるため、高級感を演出したい商品パッケージに最適です。

六角形のデザインは並べたときの視覚的な連続性も美しく、店舗ディスプレイやイベント販売でも存在感を放ちます。

商品に特別感を加えたい場合や、ブランドの世界観を形状から表現したい場合に、こうした変形型の貼り箱は効果的です。

オリジナル貼り箱を製作するなら

オリジナル貼り箱は、商品の魅力を引き立て、ブランド価値を高める効果的なパッケージです。サイズ・形状・デザインを自由にカスタマイズできるため、ギフトや高級商品、限定アイテムなどに最適です。

オーダーメイドの価格・費用は仕様や数量、素材、加工方法などによって大きく異なります。製作時には、商品の特性や使用シーンに合った仕様を選び、信頼できる製作会社に依頼することが重要です。オリジナル貼り箱の製作をご検討中の場合にはぜひご相談ください。

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